当ページは、PFCバランスについて、とても簡潔に分かりやすく説明しています。
- 食べる量を減らしているのに、痩せない方
- ダイエットをしたい方
- 健康的な食生活を送りたい方
PFCバランスを意識すると、食生活の悩みが解消するかもしれません。
PFCバランスとは?
ダイエットを始めたい方。
そろそろ健康診断を気にしなければならない方。
まずは、食事の量を減らそうと考えるのが普通ですね。
もしくは、運動をして、カロリーを消費しようと思うでしょう。
もちろん、摂取するカロリーの量を減らすことは、とても大事です。
しかし、食事制限をしすぎてしまうと、栄養が偏るか、不足してしまい、逆に太る可能性が高くなります。
>ご飯を抜く・少食ダイエットで「痩せる」は嘘!栄養不足で逆に「太る」?
それでは本末転倒です。
食事を考える上で、“量”よりも大切なのは、“バランス”です。
摂取するカロリーの内訳が、大事なんです。
それこそが、「PFCバランス」と言われるものです。
- P ⇒ タンパク質(Protein)
- F ⇒ 脂質(Fat)
- C ⇒ 炭水化物(Carbohydrate)
3大栄養素であるタンパク質・脂質・炭水化物のバランスのことを「PFCバランス」と言います。
このバランスが良い食事をすることが、理想的な食生活と言えますね。
では、PFCバランスの内訳は、どんな感じでしょうか?
- P)タンパク質 ⇒ 20%前後
- F)脂質 ⇒ 25%以内
- C)炭水化物 ⇒ 50~70%
これくらいが理想だと言われています。
このバランスが崩れると、太りやすくなるんですね!
特に、脂質は多く摂りがちな栄養素です。
十分に気をつけましょう。
しかし、1食ごとに、理想のバランスを実現するのは難しいと思います。
焼き肉に行く日もあれば、飲み会に参加する日もあります。
その場合は、3日ぐらいのスパンで考えましょう!
「昨日はお肉を食べ過ぎたから、今日は野菜を増やそう」くらいの感じでも十分です。
大事なのは、意識することです!
3大栄養素について、ちょっとだけ知識を増やそう!
タンパク質・脂質・炭水化物と言われても、
普段料理をしない方や、食事制限などしない方にとっては、あまりピンと来ないかもしれません。
そこで、ちょっとだけですが、簡単に3大栄養素についてご説明します。
タンパク質(P=Protein)
人間のカラダを作る素です。
肉や魚はもちろん、卵、大豆食品、乳製品などにも多く含まれます。
常に、体内で分解と合成が繰り返されているので、不足すると、正常なカラダを維持できなくなります。
ただし、「タンパク質=お肉」のイメージが強いからと言って、お肉ばかりを食べ過ぎるのは止めましょう。
太ります。
脂質(F=Fat)
悪いイメージがあるかもしれませんが、とても効率の良いエネルギー源です。
さらに、細胞膜や血液、ホルモンの材料になります。
植物性の油と、肉や魚などの動物性の脂がありますが、
良質なものが多いのは、植物性脂肪です。
アボカドやアーモンドなどが有名でしょうか?
また、脂質は、体内に大量に貯蔵できるのも特徴の1つです。
それが、「体脂肪」と言われるものです!
もちろん、余計な「体脂肪」が増えると、肥満になってしまうので、注意が必要です。
炭水化物(C=Carbohydrate)
炭水化物は、脳や筋肉のエネルギー源です。
体温の維持や神経系にも不可欠な、とても大切な栄養素なんです。
ちなみに、炭水化物は、糖質と食物繊維の合計のことです。
ご存知でしたか?
ご飯やパン、麺、芋類などに、豊富に含まれます。
最近は、炭水化物抜きダイエットなどが流行っていますが、絶対に止めたほうが良いです。
食事には欠かせない栄養素であり、PFCバランスの中でも、最も割合を占めるものです。
また、脳は、糖質(ブドウ糖)以外は、エネルギー源としません。
そのため、栄養が不足しやすいです。
すると、体内の様々な機能が、影響を受けてしまいます。
そうならないためにも、炭水化物(糖質)の補給は欠かさないようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
PFCバランスについて、簡単にご説明しました。
3大栄養素に関しても、何となく理解できたでしょうか?
PFCバランスを意識すると、食生活の悩みが解消するかもしれません。
ぜひ、太りにくい食生活を目指してくださいね!
- 食べる量を減らしているのに、痩せない方
- ダイエットをしたい方
- 健康的な食生活を送りたい方
当ページが、皆さんの健康的な生活の一助になれば幸いです。