ブルーベリーの種類や品種。
普段はあまり意識しないで食べている人が多いかと思います。
実は、ブルーベリーの品種は、細かく分けると150種類以上あると言われています。
思っていたより多いですよね。
それらの品種は、大きく見れば、主に3系統に分けられます。
当記事では、3つの系統をご説明した上で、その中でもオススメな品種をご紹介していきます。
ぜひ、お気に入りの品種を見つけてみてくださいね。
ハイブッシュ・ブルーベリー
アメリカ北東部が原産のブルーベリーです。
最大の特徴は、果実の大きさです。
直径が1.5cm前後もあり、とても食べ応えがあります。
また、寒さにとても強いので、日本でも、北海道や東北で栽培されることが多いです。
ハイブッシュ系には、さらに「サザンハイブッシュ」や「半樹高ハイブッシュ」などの種類があります。
サザンハイブッシュ・ブルーベリー
「ハイブッシュ」を、フロリダ州に自生していた「ダローアイ」という品種と交配させてつくったブルーベリーです。
温暖地での栽培が可能なように改良された品種なので、逆に寒さには弱いです。
半樹高ハイブッシュ・ブルーベリー
「ハイブッシュ」を、後ほどご説明する「ローブッシュ」という品種と交配させて作ったブルーベリーです。
果実は、比較的小さめですが、厳しい寒さにも耐えられるという特徴をもっています。
ラビットアイ・ブルーベリー
アメリカ南東部が原産のブルーベリーです。
成熟する前の果実が、ウサギの目のように赤ピンク色になるため、「ラビットアイ」という名前が付けられたそうです。
とても面白い名付け方ですよね。
果実はやや小ぶりで、寒さにもあまり強くありませんが、良質なものが多いです。
日本では、中部から九州地方にかけて栽培されています。
ローブッシュ・ブルーベリー
北欧やアメリカ北部、カナダ東部などの寒冷な地域に自生しているブルーベリーです。
石や岩の多い荒地に自生しているため、「ワイルドブルーベリー」なんて呼ばれ方もします。
果実はとても小さく、加工品やジャムに利用されることが多いです。
目に良いということで、ブルーベリー成分が入っているサプリメントなどを食べたことがあるかもしれませんが、
サプリメントに使われることが多いのは、この「ローブッシュ」なんですね。
ブルーベリーのおすすめの品種
大きく3系統に分かれたブルーベリーについてご説明しましたが、
もう少し細かく分けた中で、特におすすめの品種を3つご紹介します。
オニール
「サザンハイブッシュ・ブルーベリー」の1種で、日本でも人気の品種です。
特徴は、何といってもその甘さ。さらに果実が大きいので、食べ応え十分です。
酸味が少なめなので、ブルーベリーが苦手な人にもおすすめしたいブルーベリーです。
ブルーレイ
「ハイブッシュ・ブルーベリー」の中でも、風味や品質がしっかりしている品種です。
果肉も大きく、甘みと酸味のバランスが絶妙です。
どんな地でも育てやすいことから、生産者にも人気のあるブルーベリーです。
ブルーシャワー
「ラビットアイ・ブルーベリー」の1種です。
果実の大きさは、「ラビットアイ」系でトップクラスです。
甘さや香りも十分にあり、家庭で育てるのにも人気があります。
成長が早いので、初心者の方でも比較的簡単に栽培できると評判ですよ。
まとめ
いかがでしたか?
以上が、ブルーベリーの種類や品種です。
お気に入りのものが見つかりましたか?
普段はあまり、ブルーベリーの品種など気にしないと思いますが、
色々な種類のブルーベリーがあると分かると、少し楽しいですよ。