当ページは、「プロポリスとは何か?」について、とても簡潔に分かりやすくご説明しています。
「プロポリス」とは、ミツバチが作る、防御物質です。
ミツバチは、ローヤルゼリーやハチミツ、ミツロウなど、様々なものを生産します。
では、「プロポリス」は、何を何から防御するのか、何の目的で作られるのか、詳しく見ていきましょう。
「プロポリス」って何?
プロポリスとは、ミツバチが、様々な植物や樹液、自身の分泌液などを混合して作る、樹脂製混合物です。
「プロ(PRO)」は、ラテン語で、「~の前」「~のため」「守る」という意味です。
そして、「ポリス(POLIS)」は、ギリシャ語で、「都市」「都市国家」という意味をもちます。
つまり、プロポリスとは、ミツバチが、「巣(都市)を守る」ために作る物質なんですね!
では、ミツバチは、何から巣を守るのでしょうか。
何の目的で、プロポリスを作るのでしょうか。
プロポリスは、蜜蝋なんかと同じく、巣の隙間を埋めるように使われます。
それは、巣を「ウイルスやバクテリア」から守るためだと言われています。
病気や寄生物が侵入するのを防ぎ、ウイルスなどが成長するのを阻害します。
また、巣内のトカゲの死骸などを、プロポリスの中に閉じ込めることで、ミイラ状態にさせ、無臭で無害にするとも言われています。
巣の強度を補強する役割や、入口を塞ぐことで、単純に巣の防御力を向上させる役割もあります。
どのミツバチが作るの?
このプロポリスは、実は、全てのミツバチがつくるわけではありません。
主に、セイヨウミツバチのみが、プロポリスを作ると言われています。
基本的には、ニホンミツバチなどのトウヨウミツバチは、作らないんです。
また、ローヤルゼリーやハチミツ、ミツロウなどと比べ、プロポリスはとても希少です。
採取量がとても少ないうえに、人工的に作ることもできません。
まさに、天然の防御物質なわけです。
主な産地は?
プロポリスは、
ブラジルやアルゼンチン、ウルグアイなどの南米、
イギリスやイタリア、ブルガリアなどのヨーロッパ、
エジプトやオーストラリアでも採集されています。
最大の生産量を誇るのはブラジルで、プロポリス超大国と言ってもいいかもしれません。
量もさることながら、プロポリスの「質」も、とても高いものばかりです。
プロポリスは、採れる場所によって、品質にだいぶ差が出ます。
ブラジルで採取されるプロポリスは、正に、栄養満点の最高級のプロポリスです。
まとめ
いかがでしたか?
以上が、「プロポリスとは何か?」についての、とても簡単なご説明です。
「プロポリス」とは、ミツバチが作る、巣を守るための防御物質です。
ウイルスやバクテリアから守り、巣を強固にする役割もあるんでしたね。
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