当ページは、正しい「脂質・脂肪酸バランス」、「n-3系脂肪酸」の重要性などについて、分かりやすくご説明しています。
- ダイエット中の方
- 健康的で太りにくい体を作りたい方
- 「n-3系脂肪酸」にご興味がある方
ぜひ、参考にしてみてください!
こんな脂質ばかり摂っていませんか?
現代は、ファストフードや加工食品の普及、食の欧米化が進み、昔に比べて「脂肪バランス」が悪くなりました。
- お肉から摂れる動物性の脂
- バター
- マーガリン
こんな脂質ばかり摂っているのが、当たり前になってしまっています。
太るのは必然と言えます。
ダイエットがしたい、太らない体づくりがしたいならば、脂質は正しく摂るべきです。
その鍵を握るのが、「脂肪のバランス」です。
油は、ダイエットの敵ではありません。
バランスよく摂れば、むしろ強い味方になってくれます。
脂肪の種類を教えて!
脂肪は、含まれる脂肪酸の種類によって分類されます。
知らない方も多いと思うので、簡単にご紹介します。
・飽和脂肪酸(肉の脂、バター、マーガリン等)
・不飽和脂肪酸
▽一価不飽和脂肪酸(オリーブ油等)
▽多価不飽和脂肪酸
▼n-6系脂肪酸(サラダ油、ごま油等)
▼n-3系脂肪酸(魚介の脂、アマニ油、エゴマ油等)
まず、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分かれ、
不飽和脂肪酸は、一価と多価に分かれ、
多価不飽和脂肪酸は、n-6系とn-3系に分かれます。
現代人の食生活では、「飽和脂肪酸」と「n-6系脂肪酸」を摂り過ぎてしまっています。
よって、その2つの脂肪酸は、すぐに減量していくべきです。
逆に、もっと摂るべきなのは、「n-3系脂肪酸」です。
「n-3系脂肪酸」は、脂肪の燃焼を促進してくれる働きがあります。
青魚に含まれることが多いので、意識して食べてみましょう!
洋食は控えめに!
洋食は、「飽和脂肪酸」と「n-6系脂肪酸」が多くなりがちです。
例えば、カレーやシチューのルーには、「飽和脂肪酸」も「n-6系脂肪酸」も、とても多く含まれています。
できることなら、牛や豚肉は、脂質が少ないヒレやモモを選びたいです。
鶏肉なら、ムネやササミを選ぶようにして、少しでも、脂質を減らしましょう。
また、フライにも、「n-6系脂肪酸」が多く含まれています。
お好きな方も多いでしょうが、なるべく控えるようにしましょう!
「n-3系脂肪酸」と「n-6系脂肪酸」のバランスは、1:4がベスト!
「n-3系脂肪酸」と「n-6系脂肪酸」の理想的なバランスは、1:4です。
しかし、皆さんのバランスは、1:10や1:50になっているとも言われています。
洋食やお菓子、ファストフードや加工食品を食べてばかりでは、必然的かもしれません。
おすすすめは、「和食」です。
特に、アジやサバ、サンマなどをメインにしている和食がベストです。
- お刺身定食
- サバの塩焼き定食
- アジの味噌煮定食
これらの「脂肪酸バランス」は、とても優秀と言えます。
先ほどもご紹介した通り、青魚に含まれることの多い「n-3系脂肪酸」は、脂肪の燃焼を促進してくれる働きがあります。
ダイエットがしたい、太りにくい体づくりがしたいなら、「n-3系脂肪酸」を積極的に摂るようにしましょう!
「n-3系脂肪酸」は酸化に弱い??
体脂肪減少に強いパワーを発揮する「n-3系脂肪酸」ですが、実は、酸化しやすいという弱点があります。
酸化してしまうと、本来の力を発揮できなくなります。
そこで、「n-3系脂肪酸」を、酸化から守ってあげましょう。
その方法は、ビタミンCとビタミンEを摂ることです。
ビタミンC、Eには、酸化を抑える働きがあります。
- トマト
- パプリカ
- レモン
- ナッツ類
- ゴマ
- カボチャ
これらの食べ物に多く含まれています。
副菜などで付いていたら、残さずに食べるようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
正しい「脂質・脂肪酸バランス」、「n-3系脂肪酸」の重要性などについて、簡単にご説明しました。
「飽和脂肪酸」と「n-6系脂肪酸」は減らし、
「n-3系脂肪酸」を多く摂取するよう、意識してみてくださいね!
- ダイエット中の方
- 健康的で太りにくい体を作りたい方
- n-3系脂肪酸にご興味がある方
当ページが、皆さんの健康的な生活の一助になれば幸いです。