当ページは、「プロポリス」と「蜂蜜」の違いについてご説明しています。
栄養豊富で、健康や美容に良いと言われる「プロポリス」と「蜂蜜」。
どちらもミツバチが作ることから、同じものだと勘違いされる方も多くいらっしゃいます。
「プロポリス」が、「蜂蜜」の一部だと思い込んでいる方もいるそうです。
しかし、「プロポリス」と「蜂蜜」は、原料から作り方、目的まで全く別のものです。
もちろん、味や色も違います。
ということで、両者の違いについて、簡単にご説明していきます。
目的の違い
「プロポリス」
「プロポリス」は、ミツバチが、巣を守るために作る「防御物質」です。
巣の隙間を埋めるように使われ、ウイルスやバクテリアなどから巣を守ります。
ちなみに、「プロ」はラテン語で「~の前」「守る」という意味を持ち、「ポリス」はギリシャ語で「都市」という意味を持ちます。
つまり、プロポリスという名前には「巣を守る」という意味が込められているんですね。
「蜂蜜」
一方、「蜂蜜」は、ミツバチが、自分たちの食用のために作ります。
ご存知の方も多いかと思いますが、ミツバチの保存用の食糧が「蜂蜜」なんですね。
原料・作り方の違い
「プロポリス」
「プロポリス」は、ミツバチが、木の芽や樹液、様々な植物と、自身の分泌液などを混ぜ合わせて作ります。
樹脂製混合物ということです。
「蜂蜜」
「蜂蜜」の原料は、花の蜜です。
しかし、花の蜜がそのまま「蜂蜜」になるわけではありません。
ミツバチが、花から蜜を採取し、巣に帰ると、巣で待機していた他のミツバチに、その蜜を口移しで渡します。
その際に、ミツバチの体内にある酵素の働きで、蜜がブドウ糖と果糖に変化します。
そのブドウ糖と果糖は、巣の中の貯蔵室に保管され、水分が飛ばされていきます。
濃度が高くなり、熟成すると、「蜂蜜」が誕生します。
味や色の違い
「プロポリス」
地域によってバラつきはありますが、「プロポリス」の色は、黒褐色や緑褐色が多いです。
そして、「プロポリス」は、「蜂蜜」のように甘くはありません。
「プロポリス」自体は、苦みや辛味といった、独特な味がします。
そのため、「プロポリス」だけで食べるのではなく、水やジュースに入れて飲むのがおすすめです。
また、「プロポリスエキス」が入ったサプリメントなども流行っていますね!
栄養価の高さから、様々な作用があると、世界中で注目を集めています。
「蜂蜜」
「蜂蜜」は、皆さんご存知の通りです。
半透明の黄金色に輝いていますね。
種類によって風味は違いますが、甘くてとても美味しいです。
まとめ
いかがでしたか?
以上が、「プロポリス」と「蜂蜜」の違いについての簡単な説明です。
原料から作り方、目的、味や色まで、全く異なっていましたね。
唯一の共通点は、ミツバチが作るもの、ということくらいです。
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