手汗にお悩みの皆さん
・恋人とのデートで手がつなげない
・スマホの画面が上手く反応しない
・仕事上で出会う人と握手できない
・紙が濡れてしまう
・日常生活を送る上で、とてもストレスを感じる
このような思いをされることが多いのではないでしょうか。
少しでも手汗を解消したいと、日々願っていることかと思います。
私も、極度の手汗持ちなので、皆さんの悩みがとても分かります。
そこで、今回は、「手汗を止める音楽」について調べてみました。
もう少し細かく言うと、「自律神経を安定させて、手汗が出にくくなることが期待できる音楽」です。
もちろん、手汗を完全に止める音楽は存在しないと思いますが、
少しでも出にくくする音楽なら存在する気がしませんか?
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自律神経って?
自律神経とは、「心臓や胃、腸などを動かしたり、呼吸や血圧、体温や唾液を調節したりする、生命維持に欠かせない神経」です。
この自律神経は、2つの神経で構成されています。
「交感神経」と「副交感神経」です。
耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
交感神経とは、興奮、緊張、イライラしているときに強く働く神経で、別名「戦いの神経」と呼ばれています。
一方、副交感神経とは、くつろいでいる時、安心している時、眠っている時などに強く働く神経で、別名「安息の神経」と呼ばれています。
なんとなくお分かりかと思いますが、
手汗を発生させる要因の1つは、「交感神経」が活発になることです。
不安や緊張を感じている時に手汗が出やすいのは、交感神経が刺激されているからなんですね。
よって、交感神経の動きを抑え、逆の働きをする副交感神経を刺激することで、
自律神経の乱れが調整され、手汗を抑えることができます。
どんな音楽が手汗に効くの?
ご説明した通り、自律神経を安定させる(刺激された交感神経の動きを抑える)ことで、手汗の誘発を抑えることができます。
では、自律神経を整える(交感神経の動きを抑える)ような音楽とは、いったいどのような音楽でしょうか。
それは、「クラシック音楽」です。
クラシック音楽を聴けば、「必ず」自律神経が安定するわけではありません。
また、クラシック音楽だけが、良いわけではありません。
しかし、クラシック音楽が、自律神経を安定させてくれる一定の根拠があります。
脳波の中には、α波とβ波というものが存在しますが、
α波は、リラックスしている時に見られる脳波で、
β波は、緊張している時に見られる脳波です。
クラシック音楽を聴いている時には、α波が流れやすくなると言われており、リラックスしやすくなるわけですね。
リラックスできるということは、交感神経がおさまり、副交感神経が活発になっているということです。
自律神経が安定し、手汗を抑えることにつながります。
反対に、テンポの速いノリノリな曲などは、脳を興奮させるため、
交感神経が刺激され、手汗が誘発されやすくなりますので、注意が必要ですね。
また、クラシック音楽に限らず、
自分がリラックスできる曲であれば、ある程度、自律神経の安定が見込めると思います。
まとめ
いかがでしたか?
「手汗を止める音楽」、つまり「自律神経を安定させて、手汗が出にくくなることが期待できる音楽」は、「クラシック音楽」です。
その他にも、自分がリラックスできる曲があれば、
交感神経の働きを抑えてくれるので、手汗対策になります。
ぜひ、そんな音楽を見つけてみてくださいね。
そして、皆さんが、少しでも手汗を解消し、健康的な生活を送られることを願っています。