皆さん、こんにちは！
当記事では、手汗の原因について詳しくご説明しています。
手汗の解消方法、予防方法なども、別の記事で解説しているので、併せてご覧くださいね！
手汗のせいで、
・紙が濡れてくしゃくしゃになる
・テストが終わったら、テスト用紙がくしゃくしゃのボロボロ
・字が滲む
・インクや滲んだ字が、手につく
・パソコンのキーボードが濡れる
・スマホの画面が反応しづらい
・LINEで一言送るのにも一苦労
・文字をタップしても、別の文字が入力される
・握手できない
・彼氏、彼女と手をつなげない
・最初のうちは「気にしない」と言ってくれるが、そのうち嫌がられる
・生活しづらい
・すごいストレスを感じる ,etc.
パッと考えただけでも、止まらないほど出てきます。
上記のうち、ひとつでも当てはまる方は、
今現在、手汗にとても悩んでいる人だと思います。
もちろん、軽度な手汗の人から、重度な手汗の人までいらっしゃると思いますが、
少しでも手汗に関する悩みを持つ人なら、
叶うことなら、手汗を解消したいですよね？
そのために、まずは、
どうして手汗は発生するのか？
手汗の原因は何なのか？
を明らかにし、知識を得ておくべきだと思います。
冒頭でも述べましたが、
当記事では、“手汗の原因”にフォーカスし、詳しく解説しています。
この記事をご覧になった後は、
ぜひ、手汗の解消方法などの記事にも目を通し、
手汗を克服してくださいね！
お察しの通り、私も極度の手汗持ちです。
24時間、手汗に頭を悩ませています。
手汗が出ない人には、手汗の悩みをなかなか分かってもらえませんよね。
一緒に解決していけたら嬉しいです！
それでは、手汗の原因をご説明していきます。
～手汗の原因～
手掌多汗症（手のひらだけ汗をかく場合）
全身の汗はそこまでではないけれど、
手のひらだけ汗をかくという方も多くいらっしゃると思います。
そんな方は、“手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)”の可能性が高いです。
文字通り、手のひらだけに、汗を多くかく症状です。
日本人では、200人に1人の割合で、この手掌多汗症が発症していると言われています。
もちろん個人差はありますし、この後ご説明する、その他の要因も伴っている場合も多いです。
あれ？もしかしたら私、手掌多汗症かも？
と思った皆さん！
実は、この手掌多汗症には、3段階のレベルが存在します！
ちょっとチェックしてみてください。
レベル1 手のひらが湿っている程度。触ると汗ばんでいることが分かる。
レベル2 手のひらに水滴ができる。見ただけで汗をかいていることが分かる。
レベル3 手のひらから水滴がしたたり落ちる。
いかがですか？
レベル3にもなると、日常生活にかなり支障をきたしますよね。
レベル2もしくはレベル3に該当しそうな方は、
専門病院に行き、医師に診断してもらうのがベストです。
この場合、皮膚科に行くのが一般的ですね。
緊張
”緊張”すると、
早口になったり、震えたり、変なことを言ってしまったりする人も多いですよね。
同様に、
”緊張”すると、手汗が出てしまうことがあります。
プレゼンや人前で話す際に、手汗が出た経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか？
これは、緊張することで、体の中の“交感神経”という神経が刺激されてしまうことによるものです。
また、交感神経が長く刺激され続けてしまうと、
緊張が解けた場合でも、手汗が出てくることがあります。
不安
手汗をかいていること自体が”不安”、
もしくは、手汗をかいてしまうのではないかという”不安”、
もしくは、手汗をかきたくないという”不安”、
これらが原因で、手汗をかいてしまうことがあります。
これらの不安は、上記の“緊張”と併せて起こりやすいですよね。
緊張してしまい、
「手汗が出ちゃったらどうしよう」と不安になり、
その不安が、さらに手汗を出させる、というものです。
これも、“交感神経”が刺激されることによるものです。
別の記事で、手汗解消の方法もご説明していますが、
この場合、“緊張や不安、手汗を受け入れる”ことも1つの方法です。
手汗を受け入れることで、交感神経と反対の働きをする“副交感神経”が働き、
手汗が収まるケースがあります。
ストレス
”ストレス”も同様に、“交感神経”を活発にさせるので、手汗を誘発してしまいます。
現代は、超がつくほどのストレス社会ですよね。
職場や学校、騒音や人間関係など、日々ストレスにさらされています。
個人的には、満員電車が1番のストレスです。
転職や引っ越しで生活環境が変わったときに、環境の変化によるストレスで、手汗体質になってしまった人もいるそうです。
ひどくなると、手汗だけでなく、
心身ともに病気になってしまうので、ストレスと上手く付き合うことはとても大切ですね。
姿勢
意外に思われる人も多いと思いますが、
実は、”姿勢”も、手汗に関係しています。
それは、姿勢と、“自律神経”という神経が、密接に関係しているからです。
自律神経とは、“交感神経”と“副交感神経”のことです。
姿勢が悪いと、自律神経が正常に機能しなくなります。
その結果、交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、
手汗が大量に出ることがあります。
猫背や足を組む行為などは、避けるよう努めましょう。
ちなみに、
姿勢と神経の関係や、理想的な正しい姿勢については、
当サイト内の【姿勢と健康の基本】シリーズを、ぜひご参照ください。
食事
具体的には、
”辛い”食べ物、”熱い”食べ物が、手汗の原因になる可能性があります。
いわゆる「刺激の強い」食事は、
“交感神経”を刺激するので、
手汗を促してしまいがちです。
また、刺激の強い食べ物を食べたときに、体から汗がたくさん出ることがありますよね。
これは、“味覚性発汗”と言うのですが、
辛いものや熱いものを食べ過ぎてしまっていると、
汗そのものをかきやすい体質になってしまう恐れがあります。
その結果、手汗もかきやすくなってしまうかもしれません。
様々な病気
以下のような”病気”が原因で、汗が出る可能性もあります。
・更年期障害
・自律神経失調症
・糖尿病
・結核
・急性リウマチ
・甲状腺機能亢進症
・緑膿菌感染症
・腎不全
・生殖器障害
これらは、あくまで一部ですが、多汗症の原因にもなると言われている病気です。
ただし、手掌多汗症のような局所的多汗症の原因にはなりにくく、
全身から汗が出る“全身多汗症”になるケースが多いです。
もし、何らかの症状を感じたら、ただちに病院で診断を受けてくださいね！
ホルモンバランス
”ホルモンバランス”が乱れることでも、手汗が生じます。
ホルモンバランスを司る脳の場所と、交感神経を司る脳の場所は、実は同じです。
よって、ホルモンバランスが乱れると、
交感神経が刺激され、手汗が出てくるというわけですね！
特に、女性の場合は、
生理や妊娠、更年期障害でホルモンバランスが不安定になりやすく、
汗腺をコントロールするのが難しくなる場合があります。
運動不足
”運動不足”などが原因で、手汗が出てくる可能性もあります。
体をしっかりと動かしていないと、
機能している汗腺と、衰えた汗腺が出てきます。
すると、機能している汗腺にだけに負担が高まり、
汗のコントロールが難しくなります。
もちろん、手の汗腺に負担がかかり、
汗のコントロールが不安定になれば、手汗の原因になりますよね。
肥満
”肥満”が原因で、手汗が出ることもあります。
肥満になると、皮下脂肪や内臓脂肪のせいで、体内に熱を溜め込みやすくなります。
人間の体は、体温調節のため、その熱を放出しようとするので、
普通の人より汗をかきやすくなります。
よって、手汗が生じてしまうんですね。
汗だけでなく、他の病気にもつながるので、運動や食生活に気をつけましょう！
まとめ
いかがでしたか？
以上が、手汗の原因です。
思っていたよりも、たくさんの原因が考えられるんですね！
どうして手汗が出てしまうのか？
そのメカニズムをお分かりいただけたと思います。
原因を理解した後は、“解消方法”ですよね！！
当サイトの、手汗の解消方法に関する記事を、ぜひご覧ください！
皆さんの手汗が少しでも解消され、
たくさんの悩みが解決され、
健康的な生活を送られることを願っております。
